顔の歪みは戻りますよ

うちは「痛みをとる」ことを第一番の仕事にしているので、来られるお客さんは、痛みを抱えた方がほとんどです。

痛みに耐えている方は、どうしても顔が歪んで来ます。特に長期間痛みをガマンしている方は歪みがひどくなります。痛みがひどい方は、顔の歪みに気がついていない方もいらっしゃいます。痛くてそれどころではないのだと思います。

また、痛みがなくても、体に不調がある方も顔に歪みが出るように思います。

私たちが感じる歪みは、口が一文字ではなく曲がって見えたり、唇がややめくれて見えたり、口がきちんと閉まらず歯が少し見えるとか、顔がややむくんでいるように見えたりします。

私の印象では、痛みや不調が解消されていくと顔の歪みも解消されます。もちろん、慢性的な痛みや不調は、一度にすぐによくなるものではないのですが、毎回、療術前と療術後を比べると、療術後は明らかに顔の歪みがよくなっています。

次に来られたとき、また同じように顔に歪みが出ていてもそれは普通のことです。そこでまた療術し、帰るときには顔の歪みがよくなっています。

顔の歪みは痛みや不調の現れなので、歪みがひどい方には、鏡を差し出して見ていただくと一番分かっていただけるようです。療術前と療術後に変化があるので分かりやすいのです。

顔が歪んでいる状態は、体の各部位の筋肉もかたくなっています。硬直しているといった方が正確かもしれません。

毎回、私と妻の二人がかりで全身が柔らかくなるように器具を使って擦っているので、柔らかさを取り戻すと、お客さんの気持ちにも表情にも変化が現れます。

その表情を見ると、ああ、この療術をやっていてよかったなあと思います。

毎日鏡を見る方は多いと思います。体の調子を知る手段の一つとして、顔の歪みも参考になると思います。

痛みは体の不調を知らせるサインとしてとても分かりやすいです。

しかし、痛みがなくても顔の歪みがあったり、体のねじれがあったり、何となく真っ直ぐ歩けない、後ろから見ると斜めに歩いているように見えるとか、本人にはわからなくても、ご家族が見ると「何か変だな」と感じる場合があると思います。

このような時は何か不調があるサインだと思います。もし、ご家族がちょっとした違和感を感じたら、まず、早めにお医者さんに診てもらうのが大切なことではないかと思います。

超高齢化社会といわれる世の中になり、65歳以上の人口が30%に届こうとしている時代ですから、元気に過ごすためには不調を早く発見することが第一です。