首が痛くて来られた方の経過
首筋が痛いと来られた方の、経過のまとめです。この記事を読んでいただくと、首痛い症状がどのように改善されていくかわかっていただけるのではないかなと思います。この方のきっかけは、もともと首に違和感があり、日帰り温泉でマッサージを頼んで揉んでもらったら、痛くなってしまったのです。
※画像はイメージです。うちに来た方ではないですよ。念のため。
以前、療術した方のことを日誌形式でしばらく記録していましたが、「よくなったかどうかがわかりにくいです」とお客様に指摘されました。確かにそうですね。書いている自分は意識していなかったことでした。ありがたいです。
以前、来られていた70代の男性の話を少しまとめてみます。経過がわかれば、効果がわかっていただけると思います。
目次
日帰り温泉でマッサージしてもらって首が痛くなった
この方は、もともと首筋の違和感がご自分でも少し気になっていたのですが、それを日帰り温泉で頼んだマッサージで揉んでもらって、痛くなりました。
「首筋が痛い」のを何とかしてほしいことで当店に来られました。
うちの療術は、頭のてっぺんから足裏まで二人がかりで擦るのが原則なので、基本的な療術内容は、どんな方が来ても変わりません。
ただ、器具を通して、お客様の体から伝わって来る「熱感」や「ビリビリするしびれる感じ」を抜くのに時間を使います。この方の首筋は、少し擦っていると確かに熱くてビリビリする感覚がどんどん手に伝わってきました。
しかし、腰とふくらはぎにも同じような感覚があります。あとで「こういうことか」と納得することもありますが、まず、目の前の感覚に集中して、違和感を抜くことに専念します。
頭のてっぺんからの流れを足裏に向かって流していく。感じた違和感が最後に足裏から出ていったらよい感じです。
首筋の痛みはだいぶ軽減されたようです
3回目になると、来ていただいた時に、首と腕の可動域を確認するとかなり動きやすくなっているようでした。
これは、療術している私たちには、器具の滑りやすさでも感じることができます。いつも話を聞きながら療術しますが、前回、2回目で痛みが無くなったそうです。「先生、調子が良くなりましたよ」といわれました。
しかし、この日は、肩甲骨下あたりに滞りがあり、かなりの熱感を感じました。足裏まで擦りながら下ろしてきて、足裏を擦った時は相当な熱感を感じました。
足裏から大量の熱感が出ていったようです。
首の痛みはとれたようです
4回目になると、だいぶ楽になったようです。
だんだんお互いに打ち解けてくるので、「本当にこの器具でよくなったんですか?」といわれました。
しかし、この日も肩甲骨周辺で滞りを感じました。この滞った感じを抜いて、足裏まで下ろして外に出すまで時間がかかりました。
しかし、もともとの首筋の痛みは問題がなくなったようで擦っていてもよく滑るようになりました。
私たちは「かっさ」を意識して修練してきたわけではないのですが、もし、ご自分で「かっさ」をしている方で、自分の手が届かない範囲までしっかり擦ると後でどんな感じがするのか、うちで体験していただくと面白いかもしれないなと思います。
いつでも春日部山﨑療術所まで、ご相談下さい。