左腕から背中の張りと痛みがあったそうです

50代後半の女性が、先週の療術後に予約され、引き続き来店されました。

今日はどこが調子が悪いところはありますか?とお聞きしましたが、今日は特に膝も痛くないということでしたので、いつも通りに治療ベッドにうつ伏せに寝てもらい、私たちに任せてもらって療術を始めました。

頭と首に熱感と滞りを感じました

頭部を器具で擦ると、前回と同じようにチリチリと熱気のようなものを感じました。そこで、器具の先端を当てて10秒程度置き、その熱気を抜きました。

擦りながら首筋に移動して探っていくと、頸椎5番から7番の間がとても滑りが悪く、ベットリした感覚がありました。

それで、器具の底で5度6度擦ってから、腹を使ってゆっくり軽く首筋に向かって擦っていると滑りがだんだんと良くなってきました。頸椎に器具の先を当てて数秒ほど残った熱感を抜き、場所を変えて10箇所ほど同じことを行いました。

器具腹で擦ってみると、とても滑りがよくなったので背中に移りました。

足が疲れていたようです

妻は、腰からふくらはぎ、足首に向かって擦っていきました。ふくらはぎの滑りが悪いらしく、何度も器具の腹で擦っています。

お客さんはだいぶ足を使って疲れていたのでしょう。器具を当てたり擦ったりを繰り返して滑りがよくなったようです。

その間、私は背骨を中心として左右に分け、器具の底でそれぞれ腰まで擦り下ろしました。次に、背骨を中心に今度は横方向に左右に擦りながらもう一度、上から下へ移動していきます。

左肩が凝っているようです

どうも、左の肩甲骨の下あたりから滑りが悪く凝りを感じました。器具でそのあたりを擦っていると熱感が集まってきました。

そこで、器具の先端を当てて熱感を抜き、その周辺を擦っていると、左側の皮膚の盛り上がりがおさまり、左右のバランスが戻ったところで腰に移動します。

一度、妻が擦っているのでスムーズに流れていきました。ふくらはぎも問題なく通過して調子が良くなりました。体全体に残る熱感を妻と手で払ったところで、体を横向きにしてもらいます。

また頭部から擦り始めますが、先ほどのような熱感は感じられずとても調子が良いです。そのまま首から肩を経由し、お客さんの手から指先まで擦ります。流れがよくなっているのを感じます。

いつものように左手の手のひらを軽く擦ってみると、親指の付け根にある太陽丘は硬くなっていて、擦ると少し痛気持ちいいと言ってくれました。

きっと、お勝手仕事のせいでしょう。繰り返し擦ったり器具を立てて熱感を抜くと、手のひらが温かくなってくるのを感じます。

次に、反対側を上にして横向きになってもらい、また頭部から擦り始めますが、滑りがよくスムーズに進むので、一気に背中、腰、ふくらはぎ、足首まで流しました。

足裏にはなかなか取れない熱感が残っていたため、底で何度も擦って最後に先端を当て熱感を抜きます。

最後に仰向けになってもらいました。

頭頂から顔を探りながら擦っていくと、リズムに乗って調子よく滑ります。こんなに調子よくなることもあるんだなあと思うくらいです。

最後に、体全体にわずかに残った熱感を頭部から妻と手分けして下へ下へと手で払って本日の療術は終了です。

今日のまとめ

終わったあと、お茶を一杯飲みながら、「今日は左腕から肩にかけてすべりが悪かったです」というと、実は孫を抱いていたんで腕から背中が張っていて痛くなっていたんですとのこと、1歳6か月で体重12キロだそうです。

家事仕事で背中に疲労がたまっていただけで、特別、具合が悪かったわけでないことが分かりました。

お客さんは、「黙っていても調子のよくない所がわかってしまうんですね」と笑いながら次回の予約をされてお帰りになりました。