調子がよくなりお出かけできてよかったです
50代後半の女性が1週間たって来店されました。着替えていつも通りベッドにうつ伏せに寝て療術を始めました。
(画像はイメージです)
目次
今日も頭痛特有の滑りの悪さを感じなかったです
頭から器具の底を使って擦っていきますとても調子よさそうです。今日も睡眠が良く取れているようで安心しました。
お客さまの調子が良い時は強く擦ることがポイントです。先ほどまで一生懸命おしゃべりしていましたが眠くなったのでしょう無口になりました。こちらも話しかけずに進めます。
今日もコンディションが良いようです。
2本の器具を右手に持って垂直に立てて擦りながら徐々に寝かしていき、ゴシゴシ左頭部半分を擦ります。次に左手に持ち替えてゴシゴシ擦ります。
今夜もぐっすり眠れるようゴシゴシ擦っていきます。
次に後頭部から首筋に移動して、さらに腕、右、左の手のひらへ交互に移動して擦っていきます。滑りがよく流れがよいようです。調子は良好。
背中の滑りが悪く時間をかけて擦ります
次に背骨を中心に左右の首筋を片方ずつ軽く擦って調子をととのえます。こちらは相変わらず滑りが悪いようです。背中が盛り上がっています。いつものように背骨を横方向に、左右へ行ったり来たり、擦りながら下方向へ移動していきます。
盛り上がっていて気になる部分は擦りながら下へ移動させ、滑りが悪く流れの悪い所には、器具を垂直に立てて4秒ほど抜く作業を繰り返していきます。
そうしながら、舟の舳先を移動させるように器具を滑らせながら引っかかりのある所を探していきます。これを繰り返し繰り返して腰のあたりまで移動していきます。
今日も背中に時間をかけます。盛り上がった感じが平らに戻るまで繰り返します。
お客さまは何もいわないのですが、こちらで不調と感じるところを念入りに擦っていきます。「おまかせコース」のようなものです。
慣れてくるとほとんどのお客さまは何もいわなくなりますが、こちらはよくわかります。これがこの療術の楽しいところです。黙っていても調子をととのえてお帰りいただくのが仕事です。当店では日常的なことで、変わったことではありません。
左ふくらはぎが硬く盛り上がっています
妻は、腰から始めて、もも、ふくらはぎ、足首に向かって擦っていきました。妻も調子のよくない場所を見つけたようです。今日も、左ふくらはぎが特に硬く盛り上がっていて、滑りが悪いらしく、何度も器具の腹で擦っています。何度も何度も擦って抜いてを繰り返し抜いていきます。
おそらくアウトレットに行って相当歩いたのでしょう。
私は足裏へ回って擦って器具を立てて抜く作業を繰り返していると、いつものように後ろ足を蹴り上げるような動きはないものの、かなりくすぐったいようです。足をちぢこめます。
いつもの蹴りがないので安心して擦ることに専念できました。足裏には沢山のツボがあるため反応も強い箇所です。器具を立てて熱感を抜いてもお客様はそんなに気にならないようです。
今度は体を横向きにしてもらいます。
また頭から擦り始めますが、先ほどのような熱感は感じられずとても調子が良いです。そのまま首から肩を経由し、お客さんの手から指先まで擦ります。
流れがよくなっているのを感じます。次に耳の穴に器具を入れてたまっている熱感を取り除いていきます。必ずといってもよいほどボッーと抜けます。
いつものように左手の手のひらを軽く擦ってみると、いつものとおり親指の付け根も気になることはありません。擦ると気持がよいようです。特に熱感はありませんでした。
次に、反対側を上にして横向きになってもらい、また頭部から擦り始めますが、顔、耳など同じ動作を繰り返します。
最後に仰向けになってもらいました。頭頂からおでこまでの間を探りながら擦っていくと、リズムに乗って調子よく滑ります。顔も擦りましたが、もう花粉症の症状は落ち着いています。顔全体、おでこのあたりから首にかけて何度も何度も擦っても調子よさそうです。
こめかみから熱感を抜くとスッキリします
こめかみに器具の先端を当てると、スッキリした顔つきになっています。しかし、熱感は感じますので器具で抜いた後から手で下へと手で払って流します。
妻は胸からお腹のヘソの回りへと移動していきました。
最後に膝の回りを、円を描くように軽く擦り、お皿の周りも軽く細かく先端を当てて熱感を抜き、それから足裏まで下に向けて擦り、私と妻は手で払って終わりました。
お帰りの際は、お茶をお出ししています。
先週、話を聞いていましたが、佐野のアウトレットに行ってきたそうです。買って来た財布も見せてもらいました。今日は、お帰りはお孫さんと旦那さんがお迎えに来てくれたようでした。
この方はもともとバネ指の痛みで来られ、今は左ひざの痛みで通ってきているかたです。一時、調子が落ちていましたが、無事にお出かけができたのでほっとしました。
この方の経過は、ばね指の後、膝痛を解消するために通われていた女性の経過でお読みいただけます。